フッ化物洗口剤でむし歯予防!! |
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むし歯予防にはいくつか方法がありますが、まずはやっぱり歯磨きですね。それにフッ素を使った歯質の強化も有効で、歯科医院でのフッ素塗布や家庭でのフッ素入りの歯磨き粉での歯磨きやフッ化物洗口剤でのうがいなどなど・・・。 |
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そこで、その中でもフッ化物洗口剤(フッ素入りうがい薬)を紹介したいと思います。 |
今、日本国内で使用されているフッ化物洗口剤はミラノール顆粒11%とオラブリス顆粒11%があります。 |
今回はミラノール顆粒11%を紹介します。 |
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ミラノール顆粒11%には1g入りと1.8g入りの2種類があり水に溶かして使いますが、どちらも200mlの水で溶かすので濃度が異なります。年齢や口腔内の大きさによって使い分けますが、使用量は特に決まりがなく、実際には歯科医の判断によって決まります。 |
(1gと1.8gも含む量を変えるだけなのでどちらでもかまわないという事のようです) |
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<使い方&※注意点> |
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1包を水200mlに溶かす。 |
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※ pHの変化や水中のCa等との相互作用を避ける為にアルカリ水やミネラルウォーターを使用せず、水道水で溶かすこと |
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※ 専用の容器がありますが、なんでもOK。 |
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1日1回(食後又は寝る前)5〜10mlを口に含み、歯面に十分行き渡るように下を向いたまま30秒〜1分ほどブクブクうがいをし、吐き出す。 |
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※ 必ず保護者の監督下で行う。 |
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※ 飲み込まないように注意し、上を向いてのガラガラうがいはしないこと!! |
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※ 未就学で5ml、学童以上で7〜10mlが目安。 |
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使用するためには歯科医の診察・指導が必要で、歯科医からもらう以外であれば指示書を書いてもらい指示書のもと薬局で購入します。溶かした状態では普通薬ですが、顆粒の状態では劇薬にあたる為、きちんとした手続が必要です。 |
また、溶かした状態では室温(1〜30℃)で40日間は安定なので使用可能。夏などの暑い時期では室温が30℃を超えることがありうるので、冷蔵庫での保管がお奨めです(誤飲に注意して下さい)。もちろんカビが生えるなどの変化があった場合は使わないで下さい。 |
疑問や分からない事があれば歯科医又は薬剤師にお尋ね下さい。 |
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FROM:かりん薬局 |