味覚障害について |
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現代病のひとつと言われる味覚障害ですが、最近は高齢者のみならず若い人にも増えてきました。 |
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症状として |
味覚減退、味覚消失・・・味の感じ方が鈍くなったり、味を感じなくなる。 |
異味症・・・甘いものが苦かったりと、違った味に感じる。 |
悪味症・・・食べ物がいやな味に感じる。 |
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原因としては |
神経系の異常や薬(一部の利尿剤や抗リウマチ薬)の副作用が挙げられますが最も重要なのが亜鉛不足です。 |
舌に存在する味蕾(みらい)という器官で味を感じますが、味蕾の細胞は短い周期でどんどん生まれ変わります。その細胞の生成ために必要なのが亜鉛なのです。 |
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亜鉛不足のサイン |
@視力が落ちてきた。 |
A抜け毛が増えた。 |
B皮膚のかさつきが目立ってきた。 |
C爪が変形したり伸びるのが遅い。など・・・ |
このような事が感じられたら亜鉛不足かもしれません。 |
亜鉛は体内では作られないので、食べ物からしっかり摂ることが大切です!! |
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1日の目標摂取量 |
男性で約12mg 女性で約10mg |
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食品で最も有名なのは牡蠣です、大粒のものでしたら1個で必要量1日分をまかなってくれます。 |
その他の食品には・・・ |
牛肉(もも肉)100g中 4.0mg |
豚レバー50g中 3.50mg |
うなぎ100g中 2.7mgが含まれます。 |
また、亜鉛はビタミンCと合わせることで吸収がよくなります。 |
最近は、サプリメントも数多く出ていますので、そのようなもので代用するのもいいでしょう。 |
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FROM:かもめ薬局 |