偏頭痛について |
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夏ということでカキ氷を食べると「キーン」と頭が痛くなりますが、頭痛の中でも今回は偏頭痛について調べてみました。 |
偏頭痛とは、頭痛発作を繰り返す慢性頭痛であり、日本では人口の8.4%が罹患していると言われています。頭痛発作は拍動性で、『叩きつけるような感じ』といった表現をされ、片側から始まりますが、やがて両側に広がる場合もあります。階段の昇降など日常的な運動で頭痛が悪化し、悪心・嘔吐・光や音への過敏を伴います。 |
頭痛発作時間としては4時間〜72時間継続します。 |
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《原因》 |
偏頭痛の正確な原因についてはよく分かっておりません。しかし一般的に、ある刺激に対して血管が過剰に反応し、脳内血流の変化することが原因と言われています。 |
有力な仮説としては、引き金となる刺激により神経の豊富な脳底部の動脈にスパズム(攣縮)が生じ、セロトニンの関与もあり動脈の収縮が強力に起きます。動脈の収縮より脳の血流が低下することで酸素供給も低下します。酸素の供給量の低下に反応して、脳のエネルギー代謝の必要量に応じるために血管を拡張しようとします。その時にプロスタグランディン(炎症・痛みの原因物質)を放出させ、さらに拡張による神経の圧迫が偏頭痛を起こすのでは??と言われています。 |
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《注意すべき食品》 |
チョコレート、チーズ、赤ワイン、カフェインの取りすぎやアルコール摂取などで起きやすくなると言われています。 |
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《偏頭痛が起きたら》 |
騒音や光の刺激が少ない、暗くて静かな場所で楽にしましょう。また日頃からカフェイン摂取が少ない方はカフェインを取ってから休むと効果アップ! |
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《良いとされる食品》 |
豆腐、ひじき、アーモンド、玄米などのMgを多く含むもの |
※治療については頭痛の種類がいろいろあります。医師に相談して、自分の頭痛がどれに当てはまるか把握した上で治療方針を決められた方が良いでしょう。 |
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FROM:あかね薬局 |