片頭痛

片頭痛とは・・・

脳に異常はないが、数時間から2〜3日続く強い痛みが時々起こる病気です。

吐き気などを伴うこともあり、激しい痛みのため学校や仕事へ行けなくなるなど日常生活に支障の出ることもあります。

原因は、脳の太い血管が拡張し炎症を起こして周囲の神経を刺激するためです。

基本的には、診察を受けることをお勧めしますが、つらくても我慢している人、市販の鎮痛剤で効果のある人もこれまでにないほどの痛み、いつもとは違う痛みを感じた場合は他の病気がないか、すぐに受診してください。

昨年、トリプタン系とよばれるお薬が医療機関で処方されるようになりました。

これまでのお薬は、痛む前兆か痛み出してすぐ服用する必要がありましたが、このお薬は、血管の拡張や炎症を抑えて、頭痛が起きてからでも効果があります。

ただし、効果があるからといって予防的に服用してはいけません。

頭痛の頻度が高い方には予防的に服用するお薬もあります。

日常生活においては、いつが起こりやすいのかを自分なりに把握しておくことも大切です。

激しいストレス、ほっとした時に起きる人、天候や空腹時、特定の食べ物で起こる人もいます。

片頭痛になるきっかけがわかればそれを避けるよう工夫しましょう。

ＦＲＯＭ：ハロー薬局