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漢方薬について
漢方薬は大きく分けると漢薬漢方方剤に分けることができます。
漢薬とは、野球に例えると一人一人の選手が漢薬です。
漢方方剤は、常に同じ顔ぶれで構成されているチーム名をもった野球チームが漢方方剤です。
例えば風邪の初期症状に服用する葛根湯は、カッコン、タイソウ、マオウ、カンゾウ、ケイヒ、シャクヤク、ショウキョウの7個の漢薬で構成されている漢方方剤です。
漢方薬の効き目
漢方薬というと普通の人は、「長く服用しないと効果がない」と思う人がたくさんいます。
しかし、これはほとんど迷信に近いものです。実際には、漢方薬だから効果の出方が遅いということはありません。それでは、なぜこのような誤解が生じるのかというと、漢方薬と比較する現代の医薬品の代表として、解熱、鎮痛剤や抗生物質を思い浮かべる為でしょう。
例えば抗リウマチ剤、抗がん剤、脳代謝賦活剤、ビタミン剤などは、即効的に効くでしょうか?漢方薬でも即効的に効く場合もあり、それはその人に本当にあった漢方を処方してもらった時です。現代の医薬品でもあわない薬を処方してもらっても効果がない場合があります。
効果と体質
漢方では、主として「」にしたがって治療するとされています。一見まったく関係のない病気であっても、証に属するのであれば、治療法や方剤が同じものになります。この「証」という概念にいま現れている症状と、その直接的な原因さらに、そのまた背後にある「漢方的にみた体質」も含まれるのです。
体質という語は、はなはだ曖昧ですが、「漢方薬は体質にあわなければ効かない」という場合の体質は、「漢方的に見た体質」であって、いわゆる「証」の一部にほかなりません。漢方薬を効かせるもっとも重要なポイントは、この「体質」の判断にあります。例えば体格、顔色、唇の色、体の冷え、胃腸の状態、汗の有無などです。
日本は平成16年(2004年)調査で、男性が78.6歳、女性が85.6歳と男性・女性共に世界一の長寿の国です。やはり健康にいきいきと自立した生活を何時までも送りたいものです。背中や腰の痛み、背中が曲がっているような場合にも骨粗鬆症が発見されることがあります。このような症状が出ている場合は、骨粗鬆症の病気が進行していることがあります。
骨のある人生を送る為にも今からしっかりした骨を作っていきましょう。

FROM:みさき薬局


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