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骨粗鬆症について
人間の体には206本の骨があります。知ってるようで意外と知らない骨のこと。あなたはどれくらいご存知ですか?
骨の役割は大きく分けて3つあります。
1.体を支えること
2.内臓を保護すること
3.カルシウムを蓄えること
体を支える骨。一見、なにも変化がないように思えますよね。
でも、実際は活発に活動してるんです。体が必要とするカルシウムを供給したり、骨を新しい状態に保ったりしています。
一般に約3年の時間をかけて骨が作り変えられているといわれています。この骨の活動、新陳代謝が落ちたり、狂ったりするとカルシウムが減る一方になり『骨粗鬆症』になってしまいます。けれども、骨は他の臓器と違って年齢を重ねても骨自体が老化するわけではありません。カルシウムが減るだけなのです。つまり、必要なモノを補えば、健康な骨が維持できるのです。
カルシウムは人間のからだの中ではつくる事ができません。だから、カルシウムを外からたっぷり取る必要があります。でもカルシウムは日本人に一番不足している栄養素です。また、吸収されにくい栄養素でもあります。吸収率が一番よい言われている牛乳でも、40〜50%程度。大抵の食品では半分に満たない量しか吸収されません。その上、個人差も大きいのでなかなか必要な量が摂れません。
なかなか摂れないカルシウム、しっかり吸収して骨にため込むためにはどうすればいいのでしょうか?
その一例を紹介します。
カルシウムを多く含む食品。
牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品。カルシウムの吸収率が良いことでも優れもの。そして昔の日本人の骨を支えたのが、小魚や海藻類です。お豆腐や納豆など大豆製品や青菜類にもたっぷり含まれています。これらの食品を意識的に多く摂るようにしましょう。
でも、いくらカルシウムを多く含む食品を食べても吸収されなければ意味がありません。そこで活躍するのがビタミンDです。魚類や干シイタケなどに多く含まれています。また、このビタミンは皮膚で作り出すことも出来ます。適度な日光浴によって合成されるのです。
吸収されたカルシウムを骨により多く取り込む為には、骨に刺激を与えることが必要です。骨に刺激を与えると骨にカルシウムが取り込まれやすくなります。刺激を与えるのはなんといっても運動です。といっても大げさなものではなく、立ったり、歩いたり、日常生活の中でちょっと意識するだけで十分です。運動不足になると、骨のカルシウム量が減ったり、骨を支える筋肉が弱くなったり、骨折の危険も高くなります。散歩やウォーキングなどは、丈夫な骨作りにぴったりの運動といえますね。腰やヒザが痛くて歩くのがつらい方は、プールでのウォーキングなどをしてみるのが良いかと思います。日光浴をかねて少しずつ運動しましょう。無理をしたりやり過ぎは逆効果ですので、体力や年齢を考えて調節してみてください。
骨はゆっくりと年とともに脆くなっていきます。でも、若いからといって油断は禁物です。
普段の生活で骨にカルシウムをしっかり取り込んでおけば、骨粗鬆症になるのを防げます。逆を言えば、若くても運動不足、カルシウム不足などの不摂生が続けば骨粗鬆症になる事もあるのです。

FROM:かもめ薬局


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