インフルエンザについて

＜インフルエンザとは？＞

"インフルエンザ"は"かぜ"と間違う事がありますが、感染するウイルスの種類が違います。高熱を伴い、場合によっては合併症も引き起こす事のある感染症です。

"インフルエンザ"は急に38〜40度の高熱が出て、体のだるさ、節々の痛みなどの全身症状も強く出ます。気管支炎や肺炎を併発しやすくまた、重症化すると脳炎などを起こす事もあり、体力のない高齢者や乳幼児は命に関わる事があります。

＜日頃からできる予防法＞

栄養と休養を十分取り、抵抗力を高めることです。また、インフルエンザウイルスは湿度に非常に弱い為、加湿器などで適度な湿度に保つことは有効な予防法の一つです。それから、人ごみを避ける。マスクの着用。外出後の手洗いと、うがいをこまめにする事がよいでしょう。

＜ワクチンによる予防＞

流行前にワクチンの接種を受けることも有効です。インフルエンザワクチンは、接種してから効果を発揮するまでに2週間ぐらいかかります。そのため、流行期間（12月〜3月ぐらいまで）を考えると、11月の中旬頃までには接種を受けておくと効果的でしょう。

＜おかしいな？と思ったら、早めに症状のチェック！＞

地域内でのインフルエンザの流行、急な発熱（38℃以上の高熱）節々の痛み、倦怠感、等の疑いがある場合は早めに医療機関を受診しましょう。

現在、発症から48時間以内に服用すれば、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬があります。これは、早ければ早いほど効果的です。重くなってからだと、かえって治るのに時間がかかってしまいます。早めの治療を心がけましょう。

ＦＲＯＭ：なぎさ薬局