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溶連菌感染症について
小児領域で喉症状(咽頭炎・扁桃炎)の多くはウィルスにより起こります。細菌では溶連菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌などにより起こりますが、その中でも合併症のある溶連菌(A群β溶血性連鎖球菌)についてまとめました。
(感染経路)
咳やくしゃみからの飛沫感染や汚染された食品からの感染があります。
感染力はインフルエンザのように強くはありませんが、家庭内で感染することがあります。
我が家も昨年、全員かかりました。家庭内で似たような症状があれば早めに診察を受けましょう。
(潜伏期間)
2〜4日と言われますが短長があります。
(症状)
咽頭炎・扁桃炎の症状や発熱が共通して見られます。
溶連菌がだす毒素に免疫のない小児では主に体・手足に赤い発疹が出たり、イチゴ舌、口囲蒼白(鼻や口の周りは赤くない状態)がでたりします。
発疹のあとは急性期を過ぎると落屑(皮むけ)が起こることがあります。
その他には腹痛、嘔吐、頭痛など起こることもあります。
(治療)
ペニシリン系(10日くらい)、セフェム系(5日くらい)が有効であり、内服して1〜2日で熱が下がり周囲への感染力も下がります。
もちろん効果がないようであれば早めに来院されて下さい。
すぐに治った気になってお薬は止めないでください。完全に治すために医師の処方通りに出された分の内服はしましょう。
(合併症)
急性糸球体腎炎、リウマチ熱(稀)が有名ですが、強迫性障害や特殊なチック症を伴うPANDAS(小児自己免疫性溶連菌感染関連性精神神経障害)という小児の精神疾患も稀に起こることがあります。
(食事)
刺激物(辛いもの・すっぱいもの)を避けて喉ごしが良いものを取りましょう。
また水分摂取を心がけましょう。
(登校)
抗生剤が効いて熱が下がり、元気があれば登校可能です。

FROM:あかね薬局


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