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サプリメントとして利用される栄養素
今日、食物から必要な栄養素をすべて取る事は不可能に近いです。栄養補助食品としてサプリメントを利用することをお勧めいたします。サプリメントとして利用される主な栄養素を紹介します。 
ビタミンC
ビタミンCの摂取は健康維持に必須である。ビタミンCは人体にとって必要であるにもかかわらず、我々は合成できないからである。典型的なビタミンCの欠乏症は壊血病である。壊血病の患者は結合組織や関節に必要なコラーゲン生成が障害されている。抗酸化力を高め、最適な健康状態を保ち、細胞やDNAを損傷から保護するためにも、ビタミンCは壊血病の予防量以上に摂取することが望ましい。ビタミンCはコラーゲンの合成に関与するだけでなく、ホルモンや神経伝達物質の合成を含めて数多くの生物学的機能をもつ。
癌のリスク低減においては、ビタミンCの作用の中でも、抗酸化剤や活性酸素(ROI:“フリーラジカル”と呼ばれることもある)のスカベンジャー(消去剤)としての役割が最も重要である。ビタミンCは細胞膜内の酸化により傷ついたビタミンEを修復し、再生することにより、強力な抗酸化剤であるビタミンEを何度も利用可能にする。
また、ビタミンCは眼の健康や創傷治癒、及び血圧低下にも重要である。さらに、ビタミンCは感冒やインフルエンザの発病予防はできないかもしれないが、罹病期間を短縮したり、重症度を軽減することが可能である。
ビタミンB6
ビタミンB6とは、化学的に類似している3つの化合物、ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキシアミンの総称である。これら3つの化合物は、多くの果物、野菜と動物性食品に含まれる水溶性ビタミンである。これらはアミノ酸・タンパク質・脂質の代謝、数種類のホルモンの合成、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の合成など、体に必要な60以上の酵素反応に関与している。 この重要なビタミンB6の(アメリカの)栄養所要量は、健康な成人で1日あたり1.3〜1.7mgであるが、最近の研究から最適な栄養にはもっと多い量が必要である可能性が示された。月経前症候群(PMS)、口腔癌、咽頭癌、晩発性運動障害、パーキンソン病、心血管疾患、神経の異常、および喘息を患っている人々はビタミンB6サプリメントにより、改善が見られることが示された。
ビタミンB12
ビタミンB12はビタミンの中でもっとも分子量が大きく、類似しいるために、コバラミンとも呼ばれるこれらの化合物は、赤血球や神経細胞の形成、神経系の機能、そして炭水化物、脂肪、およびたんぱく質の代謝などを含む体内のさまざまな反応に関与する。さらにビタミンB12は、血中遊離ホモシステイン濃度を低下させる働きにも関与しており、この過程は心臓の健康に寄与する。この複雑な化合物を合成できるのは、細菌や藻類などの微生物だけである。動物はビタミンB12を合成できないので、食物に頼らざるを得ない。ヒトの食事では、内臓肉や卵などの動物性食品が唯一のビタミンB12の供給源である。ある種の動物は腸内に生息する細菌からのビタミンB12を利用するが、ヒトでは利用できない。
ビタミンE
ビタミンEは、単一の化合物ではなく、数種類のトコフェロールとトコトリエノールから成る脂溶性化合物の総称である。
ヒトのビタミンE欠乏症状には、筋力低下、神経および眼の損傷などがある。ビタミンEは、ビタミンとしての役割のほかに、体内における最も重要な脂溶性抗酸化物質であり、酸化による損傷から細胞膜を保護することができる。 欠乏症状の治癒以外に、心疾患の予防および治療において、ビタミンEの健康上の有用性が一貫して示されている。また、最近の研究では、ビタミンEが白内障をはじめとする眼の健康、およびパーキンソン病やアルツハイマー病などの神経系疾患の治療に有効である可能性が示されている。以下にいくつかの例を紹介する。 ビタミンEはきわめて安全であると考えられている。1日当たり800 mg α-TE(1,200 IU)まで摂取してもほとんど副作用が認められなかったという研究から、ビタミンEの安全性が実証されている。一般に安全性の面から脂溶性ビタミンは厳密に用量制限を守るべきだが、ビタミンEは例外である。

FROM:かもめ薬局


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