| 水虫について |
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| 梅雨の時期を迎えます。この時期は水虫に悩まされる人も多いでしょう。 |
| 水虫は「白癬菌」という真菌(カビ)が、皮膚の角質層に感染することで起こります。 |
| 白癬菌は、体のさまざまな部位に感染しますが、特に足に感染したものが「水虫」と呼ばれています。 |
| 水虫は、できる部位や症状によって、「趾間型」「小水疱型」「角質増殖型」「爪白癬」の4つのタイプに分類されます。 |
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| ≪趾間型≫ |
| 足の指の間にできます。皮が白くふやけた状態になり、むけたりするのが特徴です。 |
| ≪小水疱型≫ |
| ポツポツと小さな水ぶくれができるタイプで、水ぶくれが破れたりします。 |
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| この2つのタイプは、夏に症状が現れ、冬には自然によくなるのが普通です。 |
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| ≪角質増殖型≫ |
| 慢性化した水虫で、角質層が増殖し、足の裏全体が硬くなるという症状が現れます。冬になると硬くなった皮膚がひび割れ、痛むことがあります。 |
| ≪爪白癬≫ |
| 白癬菌が爪に感染した水虫です。爪が白く濁って厚くなります。この2つのタイプはかゆみを伴うことはなく、症状の季節変動がないという共通点があります。 |
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| 角質増殖型、爪白癬の治療法… |
| 角質増殖型、爪白癬は外用薬を塗っても、白癬菌がいるところまで薬が浸透していきません。そのため、内服薬による治療が必要です。 |
| 治療の一例として、イトラコナゾールの「パルス療法」という治療法があります。 |
| 従来の治療法はイトラコナゾール1日100mgを数ヶ月にわたって服用していました。 |
| パルス療法では1日400mgを1週間服用しその後3週間の休薬期間を設けます。これを1サイクルとして3サイクル繰り返します。パルス療法は、従来の方法より効果が高いとされています。 |
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| 副作用は… |
| 内服薬なので、消化器症状(腹痛、消化不良)や肝機能異常などが現れることがあります。 |
| しかし、その症状も休薬期間に回復します。 |
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| 日常生活での注意点 |
| 入浴後に足を拭くバスマットはこまめに洗濯するなど、常に清潔に保つよう心がけましょう。 |
| また、足を湿度と温度の低い環境におくことが予防に役立ちます。そのため、オフィスなどではできるだけ通気性のよいサンダルを履くのがいいでしょう。 |
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FROM:あかね薬局 |