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漢方薬で皮膚疾患を治そう

漢方医学における病態(6病位)

1 太陽病
急性炎症で、外邪が侵入し、浮腫、紅班を生じ、皮膚は熱証を呈する。
清熱作用の強い処方を使用する。接触性皮膚炎、中毒疹、感染症、薬疹急性蕁麻疹などでは、利水剤の併用も必要となる。
2 小陽病
亜急性炎症で皮疹は丘疹、水疱、膿庖、紅班が混在し、外邪がやや裏に入り、胸脇苦満がみられる。柴胡剤、清熱剤、利水剤、を併用する。皮膚疾患の多くは小陽病位に見られる。
3 陽明病
慢性炎症で熱症状が強い。胃腸症状があり、便秘がみられ、皮膚炎は、湿潤かさぶた、紅班、などが混在する。寫下、清熱駆お血を使用する。アトピー性皮膚炎、掌蹟膿庖症、慢性蕁麻疹。
4 太陰病
慢性炎症で乾燥期に入り、紅班、苔癬、落眉がみられ、炎症による熱感もある。
裏を温めながら消炎する処方を用いる。アトピー性皮膚炎の乾燥期、紫斑病、膠原病、などで、清熱剤の併用もある。
5 少陰病
慢性炎症で裏寒による冷えが強い。皮膚は、乾燥、萎縮が主体であるが炎症の名残りもみられる。滋潤剤、補血剤を使用して潤す。

方剤の選択

1 急性皮膚炎
発汗剤:発汗させて消炎する。
実証;葛根湯、麻黄湯、越碑加述湯
虚証;桂枝湯、小青竜湯
清熱剤
実証;黄蓮解毒湯、消風散、竜胆寫肝湯
虚証;三物黄今湯
2 亜急性皮膚炎
和解剤を用いて生体の解毒機能や免疫機能を調節する。柴胡剤を使用する。
柴胡剤
実証から虚証方向へ;大柴胡湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、四逆散、小柴胡湯
柴胡桂枝湯
清熱剤;柴胡清肝湯、温清飲、荊芥連曉湯、十味敗毒湯、排膿散及湯
3 慢性皮膚炎
寫下剤
実証;大黄牡丹皮湯、調胃承気湯、桃核承気湯
虚証;桂枝加芍薬大黄湯、麻子仁丸、潤腸湯

FROM:みさき薬局


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